シンポジウム2017

Asia pacific

腸の調子が悪いとうつ病になり得る

健康をキープしたり、キレイなお肌でいる為には、腸の状態を良好にしておく必要がある事はあなたもよく知っていると思います。 腸は栄養を消化吸収し、代謝を促進するので、体全体の細胞の生まれ変わりに寄与するのですよね。 コンビニやスーバーなどでは、整腸作用のあるドリンクやサプリなどがたくさん売られるようになりました。 例えばビフィズス菌の配合されているものとか、乳酸菌の配合されている飲み物とかヨーグルトとかですよね。 それだけ、腸がどんな状態が私たちに与える影響は大きいという事ですし、それが広く認知されているという事なんですね。 でも、腸の状態が私たちに与える影響は健康や美容面だけではありません。 実は、意外だと思うでしょうが、腸の状態は私たちの“感情”にも大きく影響するのです。

腸の調子が悪いとうつ病になる?

大阪大学の准教授で医師のある人が、依頼を受けて男性更年期の専門外来を担当する事になったそうです。 対象となるのは中高年の男性ですよね。 そこで、診療に来る男性は、集中力の低下や不眠、不安感などを訴える人が多かったそうです。 「会社を辞めたい」とか「死にたい」とか、「イライラする」などのうつ状態になっていたそうなんですね。 で、その医師は当初、男性ホルモンの低下によるうつ状態だと考えて治療していたのですが、診療に来る男性の多くは、下痢や便秘などの症状を持っていた人がとても多かったそうです。 そこで、その医師は「腸の状態が患者さんの精神状態を左右するのではないか?」と仮説を立て、腸の状態を良くする為の治療をしたそうです。 そうすると、多くの患者のうつ状態は改善していきました。 この事から、腸の状態が人の精神状態を左右する事が分かってきたのですよね

脳と腸の関係

腸の状態が私たちの精神状態を左右する事を先ほどお話ししましたが、逆に脳からの信号で腸の状態が悪くなる事もあります。 私たちは脳でストレスを感じると、そのシグナルは腸にすぐ届きます。そして腸の状態を悪くするのですよね。 こんなふうにして腸の状態が悪くなると、便秘や下痢やお腹のハリなどの症状が出てきます。 それが原因でまたストレスが上乗せされますよね。 このようにして悪循環が生まれるわけです。ですので、腸の状態を改善するには、メンタル面での治療も同時に必要な場合が多いのです。

幸か不幸かは腸内環境に左右される

これまで、お話ししてきた内容を踏まえると、腸が状態が悪いのか良いのかで私たちの人生が変わってくるといっても過言ではないと思いませんか? ですので、もしあなたが今、軟便とか便秘とか、あるいはうつっぽいとか、そういった症状があるのなら原因はもしかしたら腸の状態が悪いのかもしれませんね。ラクビ